韓国はいまや美容整形大国と言われているほどに美容整形が盛んです。そのため、施術数もどんどん増えているでしょう。それに伴って、韓国では美容整形手術に関する民事訴訟が年を追うごとに増えています。韓国消費者院は、昨年1年間の整形手術に関する救済申請の件数が71件となり、過去2年で倍増しているといえます。ある方が、顔の細かいシミを取り除くために7回にわたってレーザー治療を韓国で、受けました。
ところが、シミが消えるどころか顔に炎症が生じ、傷あとが残ってしまうというようなケースがあったようです。しかし、その方は、治療を受ける前、こうした副作用が起こり得ることについて医師から十分な説明を聞いていませんでした。もちろん、異国の地で美容整形を受けるのに、情報収集が不十分であったり、カウンセリングで言葉が通じなかったりしたためです。トラブルが金額で解決しても味わった苦痛はそう簡単に癒されるものではありません。
救済申請のうち、副作用による被害が多いといいます。それに続いて、傷あと、炎症、色素の沈着、顔の左右非対称というものがあります。このような訴えの中で、手術を受ける前に副作用が起こる可能性について十分な説明があったケースはわずか20%だったといいます。あるケースでは、韓国から上海の浦東空港に帰国した中国人の女性が、空港のイミグレーションで制止を受けました。
理由はパスポートの写真と実際の顔があまりにも違っていたためだといいます。実は韓国でアゴを削る美容整形手術を受けたと告白したが、イミグレーション側は半信半疑の様子だったといいます。空港当局は写真をファクスしてもらったり、二つの写真を比べたり、結局家族まで動員し、身元を確認した後になって、入国することができたといいます。中国女性の間で韓国遠征美容整形手術が流行しており、空港のパスポート検査の際、このようなことが度々あるらしいのです。異国の地での美容整形は注意しなければなりません。